FF11■ インフレとデフレ その2
2005年1月7日 FF11 全般 FF11のインフレの話の続き。
インフレをくい止めるには、消費者(FF11ではプレーヤー)の所持金(ギル)を巻き上げるのが得策です。
そこで運営側は、税金を上げる感じで行ったのが
(1)競売の手数料アップ
ですね。これまでの一律低額から、出品価格に応じて累進課税にしました。これは、高いアイテムは直接交渉でやり取りするなどコミュニケーションの促進にもなり、市場のギルを吸い上げる有効な手段ですが、この増税した競売所を利用して、もっとお金をユーザーに使わせてやろうという狙いが……
(2)食事などの消費アイテムの有効性アップ。
さらに合成でできるアイテムのできる個数を押さえ込んで、できるだけ消費アイテムをガンガン使わせるように変えました。
ただ、食事の素材は、低額食材は特産品で購入、値のはるものは競売で買うというのが普通です。だから食事が頻繁に使われても、さほど市場の資金を吸収することにはならないと思います。長い目でみれば、競売に出品したときの関税などで、一定の効果はあると思いますが、税金をガバーっととるような効果は望めません。
個人的には、宅配で特定の高額アイテム郵送するときに税金をかけるのもありかと思っています。これをすると一部アイテムをため込んだりできなくなるのでいいんじゃないか、と。
ただね、コレをやると倉庫キャラクターが減ることは想像できます。倉庫キャラの課金100円はビジネス的においしいので、それはやらないことはハッキリしているんですけどね(笑)。
いずれにしても、日銀みたいに通貨量を調節できず、間接的にコントロールしかできない、ゲームの宿命がモロにかぶっている感じです。ゲーム性を優先させざるを得ないため、コンピューターの店がアイテムを(実質的には)無限にアイテムを買い取ったり、獣人からお金がドロップする限りは、FFはつねにインフレの脅威がつきまとうといえるでしょうね。
インフレをくい止めるには、消費者(FF11ではプレーヤー)の所持金(ギル)を巻き上げるのが得策です。
そこで運営側は、税金を上げる感じで行ったのが
(1)競売の手数料アップ
ですね。これまでの一律低額から、出品価格に応じて累進課税にしました。これは、高いアイテムは直接交渉でやり取りするなどコミュニケーションの促進にもなり、市場のギルを吸い上げる有効な手段ですが、この増税した競売所を利用して、もっとお金をユーザーに使わせてやろうという狙いが……
(2)食事などの消費アイテムの有効性アップ。
さらに合成でできるアイテムのできる個数を押さえ込んで、できるだけ消費アイテムをガンガン使わせるように変えました。
ただ、食事の素材は、低額食材は特産品で購入、値のはるものは競売で買うというのが普通です。だから食事が頻繁に使われても、さほど市場の資金を吸収することにはならないと思います。長い目でみれば、競売に出品したときの関税などで、一定の効果はあると思いますが、税金をガバーっととるような効果は望めません。
個人的には、宅配で特定の高額アイテム郵送するときに税金をかけるのもありかと思っています。これをすると一部アイテムをため込んだりできなくなるのでいいんじゃないか、と。
ただね、コレをやると倉庫キャラクターが減ることは想像できます。倉庫キャラの課金100円はビジネス的においしいので、それはやらないことはハッキリしているんですけどね(笑)。
いずれにしても、日銀みたいに通貨量を調節できず、間接的にコントロールしかできない、ゲームの宿命がモロにかぶっている感じです。ゲーム性を優先させざるを得ないため、コンピューターの店がアイテムを(実質的には)無限にアイテムを買い取ったり、獣人からお金がドロップする限りは、FFはつねにインフレの脅威がつきまとうといえるでしょうね。
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