各地にいろいろなHNMがいる中で、ちょっと変わっているのが慟哭の谷にいる亀のHNM「アダマンタス」です。こいつは放置される傾向が強いのですが、その理由は簡単。

<ドロップアイテム一覧>
■シパルー(盾・防20 耐氷-20 Lv77〜 戦赤ナ獣侍)■ヘヴィキュイラス(胴・防60 AGI-5 耐氷-20 Lv70〜 戦ナ暗)、■アダマン鉱(8万ギル相当)■アダマンタスの卵(黒帯アイテム)

 んで、ほとんどの場合は「アダマン鉱」で終わりです。2個でても16万ギル相当です。ベヒモスと比べると、ドロップアイテムに割が合わないのが分かります。しかも周りには75でもからむ雑魚キャラがいるわけでして。

 ですがこいつの上位NMM「アスピドケロン」が出るときになると、事情は変わります。なぜなら、海霊の免罪符:胴▽真龍の免罪符:胴▽武王の免罪符:両足▽神木の免罪符:両足をドロップするから。だからHNMLSどもが張り込んでいるときは、間違いなくこの敵がでる可能性があると考えて良いでしょう。

 まぁ、それにしても釣りが過酷です。インスニきれてからむのはザラ。しかも竜騎士の攻撃が貫通しません。無理せずに雑魚狩りに徹し、WSをアダマンタスい撃つ、ぐらいでいいでしょう。

 え? その前に竜では呼ばれないって?

 それいっちゃ終わりですがな(´・ω・`)
 竜騎士プレーヤーならならば一度は倒してみたいであろう、竜のねぐらにいる「ファフニル(通称ファブ)」。1日ごとにPOPするのですが、免罪符、竜の各種アイテムを出すだけにHNMLSのターゲットになっているため、下手すれば見ることすらないであろうモンスターのひとつです。

 まずは、ファブ釣るのが大変です。周りにノンアク(キャラクターに襲ってこない)のトンボがいるのですが、釣るときに誤爆挑発の原因になるので大変です。掃除するなり、なんとかしましょう(汗)。

 そして戦闘方法ですが、正面や後ろに立ってはいけません。後ろに立ってヘイトを取れば、ファブの繰り出す必殺技でアライアンスが確実に壊滅します。SS(スクリーンショット)を取ろうと正面に立つと、炎のブレスがぶっとんできます。いずれも1000のダメージは固い攻撃です。ていうか、普通は即死です(汗)。

 なので、盾軍団と、後衛軍団に分かれてファブの足にくらいついて攻撃します。HNMがミョーな戦い方をしているのは上記のような理由があります。

 竜騎士は盾軍団の場所で戦います。そこで「エンシェントサークルの出番だ!」と思った人【残念です】。というのはエンシェントは、ターゲットを取ってはじめて意味があるわけです。当然、盾パーティーに入れる余裕はなく、効力は発揮されません……。いやがらせのような仕様ですよ、本当に。

 しかも、肝心のアタッカーとしての見せ場はない。寿司くっても攻撃はほとんどあたらず。ジャンプとウェポンスキルは8割ぐらいはヒットしますが……。

 結局、サポ白にしてブリング&ストンスキンの回避魔法、バエアロラの耐風を上げる、連携を確実に入れていく−−ぐらいなものです。もちろんスリプルで寝かせるので、小竜はださないほうがいい。出すとしても戦闘解除をお忘れなく。
 私はなぜか竜騎士(ガリ)の分際で、HNM(ハイパー・ノートリアス・モンスター)LSに加入している稀有な存在です。せっかくなので竜の立場からみたHNMのことをいろいろ書いて見ようと思います。

 HNMLSが本格始動して数カ月。人数もそろいガッチリ狩れるようになってきました。中心メンバーが経験者ですから、人数さえそろえば当然ともいえますが、最初は人数不足で負け続けですから感動もひとしお。最近ではベヒモスを倒して当然、上級モンスターの「キングベヒモス」「アスピドケロン」を倒すぜー、という状況になってきました。

 さて竜騎士とベヒモスの相性について。一言でいえばかなり良い。HNMは物理攻撃が通らない敵が多くいますが、ベヒモスには通ります。命中率を無視しても攻撃はほぼヒット。肉系料理を食べてブーストして、ペンタをうてば4ケタのダメージも稼げます。暴れてタゲをとればハイジャンプやスーパージャンプではずせばいいから、暴れるだけ暴れてください。ちなみにベヒモス自体は、キャップが75となった今、特筆すべき強さではありません。75でレベル上げの6人パーティーがいれば倒せます。ジョブしだいでは4人でもやれるとか……。

 そうなると「じゃあ、ベヒモスやってみたいから仲間と取りにいくかー」と言うのもアリかといえば、個人的にはやめたほうがいいというのが正直なところ。「ライバルが増えるから?」と聞かれるのですが、そうでなくライバルにならないからなんです。

 これはHNMLSに加入して分かったのですが、時間管理、釣り方、戦術、経験を持つHNMLSと普通のLSとでは場数が違いすぎるのです。釣り勝てる可能性はたぶん1%どころか皆無と思います。取れるとしたら、HNMLSが他のHNMLSを優先していて、その時間の合間に沸いたときぐらい。それでも、HNMLSは時間を知っているから、あっという間に駆けつけてきますから、無理でしょう。結局、新規HNMLSを結成しないと対抗できないということになります。
16日午前4時42分。新聞が届く音がする早朝。

 スクウェア・エニックスの「プレイオンライン」のロビー内に、知り合い(フレンド)がどんどんログインしてくる。そう、サーバーのメンテ明けを狙って“廃人”プレーヤーたちが来たのだ。

 FF11には、HNMLSという強力モンスターがいる。そのモンスターはリアル1日に一度出現するというお目にかかるのも大変な存在だ。その強力なモンスターは貴重なアイテムを落とすので、一攫千金を狙うプレーヤーが徒党を組んでくる。FFのサーバー明けといえば恒例の行事だ。

 私の所属するHNMLS(レアモンスターを狙う専用のチーム)の狙いは、ベヒーモス。FFシリーズでおなじみ、紫の皮に鬼のような角、がっちりした巨大な虎のような体格をしたモンスターだ。ログインすると、仲間が次々とPOPする。大半が社会人で、朝から仕事持ちというのに根性あるというか……。かくいう私も仕事持ちだから、人のことはいえない(汗)。

 しかし、竜騎士のようなしょぼーんなジョブを所属させてくれるHNMLSには感謝だ。「感謝するなら、ナイトあげてよ」というメッセージが入るんだけど、「そんなジョブは知らん」と天邪鬼な答えを返す自分がいる。レベル66まであげてストップしているナイトだが、これをあげると、竜騎士のページの意味がなくなってしまう。うーん、悩ましい。
 タイトルのことを言われるたびに「竜騎士」をメーンジョブに選んだ身としてはツライ。でも空LSを立ち上げ、HNMLSに竜騎士で参加している身としては、それを実感する場面は多い。

・敵にダメージを与えるアタッカーなのに、ダメージを稼ぐ実感がない。
・味方の底上げができない

 ……というモロモロの事情よりも、竜騎士の汎用性のなさが痛すぎるのです。

 竜騎士のカギは、敵を自動的に攻撃する小竜をうまく使うこと。ですが、空にいる四神などの強敵相手には「自動」という要素が邪魔になります。というのは、こうした強力モンスターは必殺技「2アビ」を繰り出し、それを阻止するため、狩人の必殺技「影縫い」を入れます。

 そのときに、攻撃を中止するのですが、このときに竜のオートアタックが邪魔になります。もちろん、敵が2アビを出したログを見て瞬間的に反応できれば問題ありませんが、わずかのタイムラグが発生し、それが命取りになってしまう。ならば最初から小竜を召還しない、となれば敵に与えるダメージが減ってしまう。竜騎士にはこういう局面が増えてきます。

 もっと露骨なのはアサルトジャキーンを出すオンゾゾのNM「オセ」での戦闘です。実は、スリプル(睡眠呪文)と攻撃魔法、ブリングなどを駆使すると、赤魔道師1人で撃破できます。ところが竜騎士が助太刀に入ると、勝てなくなる。竜騎士が手を出すとスリプルが解けてしまう。さらに竜騎士のケアルにMPを割いてしまう。「赤だけなら勝てる、赤竜なら負ける」と現象が起きるわけです。
 前回のお金稼ぎレクチャーですが「BCに行く仲間を集めるのが大変です」という方に。ソロでお金を稼ぐ方法を。ただし、1日をつぶす苦労を覚悟する条件付で。高額アイテムを落とす「NM(ノートリアス・モンスター)」を狙ってください。

 いろいろな金稼ぎのために狩るNMがいますが、その代表格といえばバルクルム砂丘の「皇帝トンボ」こと「Valkurum Emperor」、オズトロヤ城の「Mee Deggi the Punisher」、南グスタベルクの「リーピン」こと「Leaping Lizzy」でしょう。それぞれ皇帝羽虫の髪飾り(70万ギル相当)落人の小手(100万ギル)、リーピング・ブーツ(50万ギル)をドロップします。

 ここでは皇帝トンボの場合を取り上げましょう。この敵は、前回のNMの消滅から一定時間がたっており、雑魚を倒して再出現するという二つの条件を満たすとランダムで出現する「抽選POP」というモンスターです。

 この「皇帝トンボ」を出すには、前回のNMを倒してから1時間たっている必要があり、セルビナの西にある広範囲の砂漠のトンボ「Damselfly」を倒します。まずは一時間つぶす覚悟で、皇帝を張り込んでください。ただし、レベル45のあるジョブで(それ以下だと負ける可能性が……)。

 さらにいえば。メーンジョブかサポジョブは狩人、シーフの組み合わせでないと厳しい戦いを強いられます。理由は狩人の「広域サーチ」。これがないと獲物が出現したことすら気づきません。さらにここからはジョブアビリティ「とんずら」がないと、出現位地にたどり着くときに致命的な不利となります。

 そうやって地図を開いてサーチ、対象となるトンボがわけば倒しておく。画面に「Valkurum Emperor」の文字がでたら、レーダーのターゲット対象にして、レーダーの指す方向に「とんずら」。あとは運任せ。沸く場所やライバルのスキルによって左右されます。

 これらのNMが過酷なのは、戦闘権利を得たからといって、倒せばアイテムを100%ドロップしないためです。FFは過度に弱い敵を倒した場合、ドロップ率が落ちます。そのためレベル75よりは45のほうが圧倒的にドロップしやすくなっています。そう、シーフ45の「トレハン2」の有無がここで効いてくるわけです。ただレベル46のシーフはドロップ率が実感90%ですが、たとえシーフといえど75になると半分も落としません。他のジョブならなおさら。でも、この一攫千金を求めて多くの冒険者が集うのです。

 この皇帝狩りは、文字通りハイリスク・ハイリターン。取られるのが当然で、そう割り切るしかない過酷な戦いです。ちなみにやり続ければ、ここに書かなかったノウハウにも気づくでしょう。私も、ここでは稼がせてもらった反面、本当に泣かされました。
 ベヒモス争奪戦、いい加減に疲れてきた竜騎士75です。
(ノ ゜Д゜)ノ ==== ┻━━┻

 というのは、特定団体に取られる率が高いからw
 こっちの人数が負けているのもあるけど、それにしても……。
 もちろん、こっちはコマンドを開いて、コントローラーのボタンを連射して挑発です。それでも負けてしまいます。

 そこで浮上するのが「ツール疑惑」なわけです。遠くから飛ぶ挑発、真後ろに飛ぶ気孔弾。他のHNMLSのフレンド(元空LSの仲間)から飛ぶ忠告(相手はツール使ってるから勝てないよ、とのこと)。

 でも客観証拠しかないわけでして。上記も見た目だけでラグのせいかもしれないし。それでも特定団体がほぼ持っていく状況から、仲間からは「おかしい」の大合唱です。でも、今の状況で何をいっても負け惜しみにしか聞こえないから、みんな我慢です。

 そんなこんなで、その日も釣り負けした後、気分転換を兼ねてジャグナーのHNM「King Arthro」を釣りに行きました。スピードベルト(3000万超の腰装備)はいいから、せめてダマスク織物を……、と願って。

 そして現場にいくと、いましたよ、奥さん。40人以上も。おまけに空のLS仲間(侍)もいますよ。

 なりふりかまわぬ竜は、「じゃますると、牛切丸(Rare Ex, 73, D82 隔450 HP+15 STR+2 敵対心+2 対ビースト:命中+7 空のジパが落とす武器)を没収するぞ」とむちゃくちゃな論理で脅しつつ、張り込みます。そして子カニがわき……。

 出た!! あ、遠くで挑発が届かない! ネームはピンクかぁ、取られたよね。

 と思って、攻撃コマンドを押すと……。あれれ? 攻撃ポーズをとったでげすよ?

 なんと、仲間が釣り買ったのです。

 ひゃっほーいヾ(゜ー゜ゞ)( 尸ー゜)尸

 タコ殴り。そして……

リレイザー
ハイリレイザー
マジッククウィス
ダマスク織物(160万相当)
スピードベルト(ヘイスト6% Lv55〜 戦赤シナ暗獣吟狩侍忍竜)

 きたあああああ((((゜д゜;))))

 というわけで、仲間でうっぱらって金にします。
 一人頭300万です。

 でもさ、LSに報告すると、みんな口をそろえて

【興味あります】
【ありがとう】

とか

「くれ」「分け前よこせ」

 というのはなぜでしょうか?
 毎日毎日僕らはベヒモスの〜。取ーって取られて、いやになっちゃうよ♪(およげたいやきくん、なんて今の若者は知らないよね、きっと)

 最近、ベヒモスの取り合いと、土曜日の空しか活動していなくて、仲間からひんしゅくを買ってる竜騎士75です。とうとう、「ベヒーモスベーン」の称号が付いてしまいました。竜騎士オンリーなのに……。

 それにしてもし烈です。LS何チームいるんだろう? わいた位置で取ったり取られたり。誰の目の前にわくかで勝敗が決まります。

 でもベヒモスのいいところは、トリガータイムがあること。そこさえ連打(必須連射コントローラー)していれば、残りの待機時間は何やってもいいわけで。そういう意味では、仕事を家に持ち帰っている私向きのゲームではあるわけですが。
 麒麟の取り合いが確定になった当日。我々のLSは午後6時ごろに集結しました。

 そして仲間への説明が終わり、7時前から麒麟スタート。そしてしばらくしてから、先方の交渉役Aさんから丁寧な言い回しでテルがありました。

 簡単にまとめると。

先方の主張「先に我々のLSがやって、ナルのLSが後という風に理解していた」

我々の主張「先週、Aさんの仲間のBさんのLSが麒麟をやっているので、我々は譲った。だから今回は我々を優先して欲しい」

 実は、2人はこのときが初顔あわせでした。やりとりしていたのは、調整役を通してBさんと連絡していたわけでして。相手の存在を知っていたけど、連絡を取っていなかったという冷静に考えると結構マヌケではあります、我ながら。

 Aさんは「そういうことなら、はっきりいってくださいな。お譲りしたのに」。

 これはごもっとも。連絡の徹底がされていなかったのは事実ですからね。

 まぁ、お互いに連絡不足だったということで、フレンド登録をして、今後はちゃんと連絡を取り合おう、ということでその場は収まりました。

 ……とまぁ。ケンカや罵ったりしなかった、という落ちないオチだったわけで。相手の方が紳士だったので。

 最初はLSでも「先週麒麟をやったLSに配慮して、うちらのLSは延期したのに、なんで連続してぶつけてくるんだ」という意見が多数でした。でもAさんの対応を伝えると、相手のLSへの不満はなくなっていたようです。

 そして麒麟戦の結果ですが、初めての人が多数だったので全滅も覚悟していましたが、2時間半もかけてなんとか倒しました。途中で麒麟が救援ネームになる大誤算があり、麒麟部隊がサーバー落ちして白ネームに戻す荒技をやったり、大変でした。戦利品は海王胴×2としょっぱいけど楽しかった。

 ちなみに竜騎士リーダーは、麒麟を倒す間は放置状態。改めて不要であるのを自覚……。
(*´д`*)
 前回、「ログイン時間が少ない私は廃人じゃない」と書いたのですが、フレから「廃人とは遊び方で決まるんだ」という厳しい突っこみ。痛いです……(><)

 そんなこんなで、ウチのLSで麒麟に挑みました。

 麒麟なんて、レベル75の人で、熱心にプレーしている人なら、誰でも狩ってるわけですが、自分の創設した空専用LSで狩ると感動もひとしおです。

 最初は白虎に全滅させられていたことを考えれば夢のようです。土曜日しかまとまって活動できない社会人が主力というのもまた泣かせます。ビバ!社会人

 でも、麒麟をプレーされている方ならご存じでしょうが、週末は混み合うんですよね。

 我々のサーバーでは、バッティングを回避するために、調整役の人を置いていて、その人にこちらのやりたい日を伝えて、他の団体によけてもらう方法を取っています。

 我々も麒麟戦は前々から計画していたのですが、他の合同LSとバッティングしていることが判明して回避しました。そして次週に延期。調整役の方の働きもあって、他の空LSはその時間を避けてくれたようで、とうとう麒麟のできる日が3日後に迫りました。ところが突然、ライバルの合同LSがかぶってくることが判明しました。

 しかもその相手のメンバーに、前回回避したLSのメンバーがいるとのことで、うちのLSでは騒然となりました。私もあわてて、世話役の人にも知らせて、伝達を取ってもらいました。しかしこちらから連絡を取ろうにも、相手がログインしていなければ交渉も何もありません。私もあまりログインできず、こうして時間は経過し……。そして前日に、世話役から知らされた相手のメッセージは「当初計画通りにやる」という通達でした。

 宣 戦 布 告 (-_-)

 さぁー、やるぞー(何が?)=続く
 パソコンがぶっ壊れましたので買い換えました。もちろんFFできるヤツを選びましたよ。いやー、きれいですよね。でも絶対にUSBコントローラー必須ですな。

 さて。竜騎士としてアレからイロイロ合ったわけですが。何から話したもんでしょう。一番大きいのは、HNM(ハイパーノートリアスモンスター)LSに加入したことでしょうか。

 HNMLSというのは、レアモンスター「HNM」を狩るためのLS(リンクシェル=グループ)です。HNMは21〜23時間でPOPするので、時間限定で活動します。メッセージには次の集結時間が書き込んであります。それを見て集まる訳です。ちなみに毎日やるのが普通です。POP時間を計るためには、前回倒した時間を知らないと勝負にならないからです。

 それにしても、よく竜騎士をメンバーに加えてくれたもんですね(自分でいうな)。もちろん、イロイロ理由はあります。リーダーが裏のLSで知っていること、HNMは取り合いが重要なので、人が多くいる方が良いことなどなど。

 ちなみにLSの雰囲気はイイですね。この手のLSって、時間を余す学生や引きこもりが多いとか、陰口をたたかれていますが、少なくともウチのHNMLSでは、普通の社会人が圧倒的に多いんですよね。だから昼間にわくときは取れない&HNMの倒した時間確認ができない。そこが悩みの種です。

 でも一番大変なのは、午前3時半に起きて張り込み、午前5時にわいて、午前5時半に再び寝る過酷なスケジュールだったとき。そして午前8時に起きて仕事にいくわけで。

 今では、レベル上げもできない状態(仕事が忙しいこともあるのですが)。メーンのLSではすっかり廃人呼ばわりされています。私のログイン時間は、LSで見ても少ないほうなのに、廃人とはこれいかに……。
 ジュワユース (片手剣) RaEx D35 隔224 耐闇+14 時々2回攻撃 Lv70〜 戦赤ナ吟竜

 海蛇の奥にあるタコ部屋のタコを倒すと出現するNM「Charybdis」(通称ジュワタコ)を倒すとドロップする武器です。別名「はやぶさのけん」とも(笑)。

 これをほしがるフレがいたので、取りに行くことになりました。ただね。POP時間が2日の午前0時20分からの抽選開始。一体何時になるのやら(汗)。

 到着したのは0時30分。2人集まったところで早速ソロで雑魚を倒しますが、リンク……。先が思いやられます。まぁ、わきにくいだけに3時までかかってしまいました。

 問題はココからです。忍赤(ジュワ欲しいフレ)はいいとして、獣と竜(私)いうユニークな編成。これだと全滅必至ですが、真夜中の援軍は難航しました。詩とシを捕まえて挑戦したときは3時半。1回戦はなんと赤が事故死して総崩れに。救出作業も難航して2回目の挑戦は4時半になりました。

 今度は薬も買い込んで、かなりマジで挑みました。するとアッサリ撃破。フレはジュワユースを手に入れてうれしそう。

 ただ「薬やら何やらで20万ギル使ってしまった」というセリフは聞かなかったことにします。

 終了時刻は3日の午前5時。休日じゃなきゃできません。そして私は2日の午後7時に東京に戻っていきなりFF、午前様になっている有り様。これでいいんでしょーか? 人として。
 フレのソロ忍者レベル上げをからかうために、白42サポ黒でサルタパルタに出かけました。からかい終わって、またヒマになったので、近くにホルトト遺跡に入る建物かあら探検がてら地下に潜りました。

 「せっかくだからNMポップしてないかなー?」

 すると、いるではないですか。「ボムキング」が。

 周囲を見て、ライバルがいないのを確認後、プロシェル。バファイラ、ストンスキン、リレイズ、アクアベールをかけてMP回復。戦闘開始です。

 ところが……。

 サンダー、ブリザドを撃ったものの、最大ダメージ50がいいところ。レジられると25〜15を連発。ボムキングのHPを3割削ったところで、MPがなくなりました。仕方ない直接攻撃をば。

 なるの攻撃、ダメージ3。
 なるの攻撃、ダメージ2。

 「へ?」

 攻撃する私をじーっと見ると。素手で攻撃してるよ……orz

 そうだったー。種族装備しか着てないのだ。

 攻撃のターゲットを解除して、わずかに残ったMPを使ってスリプル。

 眠らせてしゃがんで、起きたらスリプル、またしゃがんでMP回復。この調子で、20分以上かけてやーっとこボムキングを倒して、指輪を手に入れました(1万2000ギル相当)。

 その間に他のプレーヤーが扉をあけて、4人にのぞかれたのはナイショです。

 彼らは絶対にこう思ったでしょう。

 「なにボムNM相手にスリプルかけてしゃがんでるんだよ、ヘタレが! 次のNMわかねーだろうが!」

 あああ、ごめんなさい。ごめんなさい。
 貴重なアイテムを落とす「ノートリアス・モンスター」は、誰もが狩ってみたいと思うもの。なので、実体験(失敗談含む)をつづってみます。興味のある人は参考にしてみてね。

 まず、第1回目の敵は、グスタベルク地方「ダングルフの涸れ谷」に生息するトカゲ型「Geyser Lizard」です。ライバルもいないし、POP時間も1時間程度らしいので、初心者NMハンター向けです。

 落とすアイテムは「スチームスケイル」(胴 防23 耐火+3 耐風+3 耐水+3 Lv27〜 戦赤ナ暗獣狩)です。競売2万ギルですが、まぁ小金にはなります。

 実は、LSから「両手斧が使えない戦士はクズ、消えてしまえ!」(多少の誇張とウソあり)と言われたので、半べそかいて、戦士LV39で谷にこもってスキル上げをするついでというのはナイショということで。

 とはいえ、スキル上げだけをするのは、何なので、ブーメランを投げて、投てきのスキルも上げつつ、敵の落とすカギを拾ってはコッファーを開けつつ、トカゲNMを狙ったわけです。なので、サポは当然シーフ。ちなみに、スキル青字の片手剣もしっかり持ってきました。

 トカゲNMは、H-3とF-7の広場に沸くので、スキル上げに手ごろなモンスターを狩りながら巡回していきます。

 ところが。NMトカゲにいきなり遭遇してしまい、HPが減ったまま交戦することになるトラブルが発生。慌てて剣に持ち替えたものの、敵の攻撃が激しく2時間アビ「マイティストライク」を発動させてしのぎました。1回目はドロップせず。

 仕方ないので、もう1カ所のPOP場所に行き、スキル上げをしていると、またまたNMトカゲさん発見。今度は、回復をさせ、後ろから不意打ちをかまして戦闘開始。今度はHP半分を残して撃破できました。そして、お目当ての「スチームスケイル」をドロップしました。

 滞在時間は、3〜4時間。両手斧スキルも0から53まで上げたし、箱も2回開けたので、まぁまぁといったところですね。お宝やドロップしたアイテム、魔法やら売り飛ばしたら3万ギルぐらいにはなった感じ。

 NMにしては、物足りない感が強いのですが、ライバルを横目に忍耐力を試されることはないのがいいところ。NMを狩った経験がない人は、是非とも。
 竜騎士ジョブのプレーヤーならば、「欲しい」と思う槍があります。

 ゲイボルグ D92 隔551 HP+10 MP+10 耐水+7 Lv68〜 竜

 ところが、この槍はある強力モンスターがドロップ(多分100%)します。「イフリートの釜」にいるワイバーンNM「Vouivre(ボルグ)」です。推奨はレベル70フルアラとか聞いちゃっていたのですが、LSメンバーの1人から「2パーティーでも75なら楽勝よ」と聞いて、討伐をきめちゃいました。

 私の場合は、9人。戦戦赤赤白詩ナ召と竜(←私)

 エルドを倒した固定パーティーの赤と白が助けてくれました。実はLSの都合がつかず、マイLSからの参加者0……。
 日ごろの行いが悪いのかorz

 結論から。ほぼ全員が75であることもあり、死者もなく見事倒せましたが、後衛の火力不足でかなり手ごわかった。

 ボルグはHPが非常に高く、範囲麻痺を使ってきます。おまけに竜75の攻撃でもスカスカなほど回避も高い(汗)。しかも、回りにはボムも沸きますから、敵を寝かせる後衛は必須です。逆に黒が多くいれば、魔法削りができるので、楽ですね。

 私の場合は20〜30分で倒しました。戦士はサポ忍者にして、負担を軽くしています。さらに召喚師には、交互にPTを移動してもらい、ガルーダ姉さんに活躍してもらいました。

 さて。ゲイボルグの性能ですが。

 攻撃間隔長すぎ……。orz

 使いどころは結構考えないといけないかも。スロウとヘイストの影響もかなりでかそう。しかし、攻撃力は確かにある。アイスランス(D89)とそれほど差があると思えないのに、与えるダメージがでかい。

 これは、ダメージ計算のテーブルが9の倍数で組んであるので、9の倍数が1つ上のゲイボルグの性能は、数字以上なのだとか(と教えてもらった)。

 まぁ……。ぶっちゃけ言えば。

 「俺はゲイボルグ持っているぞー」という自己満足……(血涙)。
 FFには「ノートリアス・モンスター(NM)」という普通とは違うモンスターがいます。大きさがデカいので一目で分かるこの物体。ちなみに、NMのレアなモンスター「ハイパー・ノートリアス・モンスター(HNM)」なんてのもいます。当然ベラボーに強い!

 でも……。この手のモンスターは出現した瞬間、狩られるのがおおよそのパターンです。理由はカンタン。レアアイテムを落とすからwww

 ただし、ソロでNMをやるときは、一応要注意です。FFは敵を見ると強さが表示され、おおよそ勝てるかどうかつかめるのですが、NMはさにあらず。

 「◎◎の強さは計り知れない」

 こんな表示がでるので、実際に戦ってみないといけないリスクがつきまといます。高レベルのキャラならばたいてい勝てちゃうけど、自分よりあまりにも巨大なモンスターは「ヤバイ」と思ってもらえるといいかも。しかもソロで勝てるかどうかは、ジョブによってまちまちなので、やってみて、後は出たとこ勝負なわけです。

 ところで、オンラインゲームにつきもののサーバーメンテナンス。この直後には、必ずNMが出現するのでがぜん盛り上がります(それとも私だけ??)。

 16日午前6時のメンテ明けを狙って、私も早起きすることに。中にはメンテが終わった瞬間にログイン! 人気のNMを狩る“つわもの”もいます。もちろん、前日にはNMが出現する位置でログアウトしているわけで、ライバルもたくさんいます。数秒差のログインの違いが狩りの正否に直結するなかなかナイスな状況です。

 そんな私も、ネタのためNMを狙ってみました。

 メリファトにいる24時間POPのコカトリスのNM「Waraxe Beak」です。人気はあまりないNMですけど。

 落とすアイテムは「五月雨手甲」(両手=防10 雨天時に命中+8 Lv43〜モ侍忍)。ネットで調べたところによると「レベル70超2人で倒せる」とのこと。

 ソロで倒すには微妙です。パーティーを組めば、互いのジョブの欠点をフォローしてくれますが、ソロだと欠点を背負ったまま戦わないといけないわけです。

 でも挑戦します。人生はギャンブルだからwww

 ジョブは竜騎士75サポシーフ37。倉庫にあったハイポーション×6を持ってレッツゴー。

 まずは、周りの敵を軽く狩って、戦闘序盤からウエポンスキルを繰り出すため、TPを100にためます。そして「ミスラ山の串焼き」を食べて、後ろからそっと近づいて不意撃ち、クリティカル。そしてペンタスラスト。が、突然、魔法を唱えやがりました。

 石化魔法「ブレイクガ」を……。

 こんなもん、実装されてやがったのか。これは痛かった。硬直の間にダメージ300ぐらいを食らってしまったので。まぁ、とりあえずどこまで削れるか続行することに。

 敵のヘイトを軽減する「ハイジャンプ」でターゲットを竜に移して、後ろに回り込んで不意撃ち。で、ぶったたたいて本日2度目のペンタスラストを発動すると、再びこちらへタゲが向く。すかさず、ヘイトを消す「スーパージャンプ」発動。小竜に戦わせている間にハイポーションをカブ飲みです。でもHPは4分の3までしか回復せず。

 小竜くんが敵のHPを5割まで削ったところで、小竜死亡。次の小竜を召喚して、アタック再会。しかし敵のHPを残り3割まで削ったところで、私のHPが300を切ったので、「呪符デジョン」で逃げました。

 実は逃げざまに「猛毒」のステータス攻撃を食らって、ジュノ港のモグハウスに逃げ込んだ瞬間に残りHP78だったのは、なかったことにしてください(汗)

 サポートジョブをシーフにしたぶん、ソロの攻撃力が落ちたのもいけなかったかな。アイテムのドロップ率を落とす変わりに、サポ侍にして、ハイポーションをもっと持っていけば勝てるっぽい感じでした。

 まぁ……「根性なし」と言われそうですが、仕方ないんですよ(涙)。死ぬと経験値2600ロストなので、なかなか冒険できんのですよね、リレイズ3が使える白魔道師以外は。

 矛盾してるかもしれませんけど、オンラインゲームは、パッケージゲームと違い、死んでリセットができないので、なかなかスリルがあるのがいいところだと思います。これで死んでリセット、やり直しなんていかんでしょー。