インフレとデフレ　その5

　インフレとデフレは経済と切り離せません（当たり前ですが）。そこで「FFの経済ってどうなのよ？」というのも興味深いので、ここは数字で考えてみましょう。

　FF11の有料会員数は55万人。サーバー数は32。一つのサーバーあたりに1万7000人の住人がいます。リアルの並の市よりも多いねぇ（汗）。

　そして一人がどのくらいのお金を持っているか。算出は難しいところですが、私のショボイ調査によると平均50万〜100万ギルぐらいじゃないかと。

　今では数百万ギルぐらいお持ちのはずですが、世の中にはいろいろな遊び方をする人がいるわけでして。私の知人に黒51がいるのですけど、彼はパーティーは組みません。というか数時間遊ぶことができないのです。だから合成などをして遊んでいるわけです。ちなみに所持金は10万ギルを超えないそうで。

　話が脱線しました。これを元に計算すると、ヴァナ・ディールの1つのサーバーの通貨流通量は、85億〜170億ギルという計算になります。

　そして、通貨の変動に影響を及ぼす金持ちプレーヤーの存在ですが、私が知っている限りでは、先行合成で稼いだ7000万ギルの所持者がいるみたいです。そういう金持ちの人は、同じ格の人たちでグループを作っているのが普通ですから、当然金持ち軍団終結、となるわけです。

　ちなみに、お金を持っているプレーヤー自体は、何ら悪いわけじゃないんです。ただ、経済的に言うと悪い（汗）。理由は、相場をコントロールできるからです。

　先物取引や、投資家のジョージ・ソロスの例を持ち出すまでもなく、お金の絶対量はその人の取引の幅などモロに影響します。たった1万7000人の小市場では、資金量を持つ寡占（勝ち組）と普通の人（負け組）の区分けは避けられないんですよね。

　せめてケタが1つ増えて、10万人が1つのサーバーにいて、取引をしていれば、一部のコアゲーマーの競争相手も増えて安定するはずなのですが。でもそうするとジュノがパンクしそうだし（汗）。

■余談
取り上げていただき、ありがとうございます。インフレのことが紹介されています。

【MP回復のためビールにしますねっ！】AkichanのFF11日記

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