実は、フレンドから、HNMがドロップする装備のことで、議論になりました。私はHNMLSの一員で、フレンドは一員でありません。ただし両者とも社会人で、それなりのレアアイテムは持つなどコアFFユーザーだと思います。

 フレンドの主張をかいつまむと「HNMLSは、HNMを独占しているのはおかしい。免罪符などの高級装備を誰でも取れるようにしてほしい」ということでした。私は「プレーヤーに応じて差がでるのは仕方ない。そんなことをしたらゲームがつまらなくなるよ」という趣旨で通しましたが、結論は合いませんでした。

 おそらく、HNMLSに属していないユーザーであれば、私でなくフレンドの意見に賛成だと思います。自分がほしい装備が実質的に取れない状況ほど無念であることはないですからね。

 ですが、このブログの2回目(かな?)に書いたとおり、ゲームであろうと、現実であろうと「横並びでみんな満足」というのはありえないのです。現実世界でも、脚光を浴びる芸能界、権力のある高級官庁、テレビ局などもメディアは、だれもが就職したがります。でも行けるのは一握りの人。だからこそ一目置かれるわけです。全員がいけたらそこに価値はありません(笑)。みんな同じ。これほど刺激のないものはないわけで、私はそういいたいのですが、なかなか分かってもらえないのが残念です。

 FF11でもかつて、レベル60MAXの時代、皆がアーティファクト(ジョブ装備)ばかり着た時代がありました。当時のAFは最高の能力、独特のグラフィックで人気でしたが、全員が同じ服を着るほど面白くないことはない。当時のプレーヤーたちは、「味気ない」とグチを言ったものです。

 つまり、レアアイテムもみんなが所持していたら、それはレアアイテムじゃなくなるわけなんですよね。レアアイテムはみんなが少しずつ持っているのだからレアアイテムの価値がある。とはいえ、人間の欲望はゲームの中でも際限がないようで。もちろん私も含めて(自戒)。

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